
発達障害について世の中が知識を蓄え始めた昨今
ADHDである息子の幼き頃の10年ほど前よりも、
だいぶ生きやすい世になったと感じる。
しかし年数を開けて下の子を産み育てている私、そしてその子もまた支援が必要、
未だ同じステージで子育て真っただ中である私にしか見えないものがあった。
2人の子供の共通点は、発達障害は軽度だということ。
それ故、学校の先生は"しっかりしている子"のポジションに置いてしまわれるのだ。
『普通級でも構わないくらい全然しっかりしてる!』なんて言われたりして。
だけど
普通っぽく見えることに惑わされた先生が
"これくらい出来るだろう"と勝手に思い込んでいるだけである。
その点は昔も今も変わらないなぁって思う。
たとえば
うちの子に口頭で連絡事項を伝えてくれても家まで覚えて帰れないよ?
プリント類もちゃんと監視しててくれないと連絡袋に収納できないよ?
いらないもの?まだ使うもの?それもわからない。
『口頭では覚えられません、文章で私に伝えてくれませんか?』と何度もお願いしても先生に浸透しないの😢
私、上の子の時から考えたら学校に10年くらい同じこと言い続けてる。
それは学校や先生が悪いわけではなく、それだけ軽度の枠は認知が難しいということ。
親が知るべき大事なことが私の耳には届いていないことは珍しくない。
親が準備すべき必要なものを用意していないことも珍しくない。
いい加減な親というレッテル貼られてない?
私、なんで子供に目を向けてない親みたいになってんの?
そして聞きたくもない我が子の問題行動だけはしっかりと耳にはいる(+_+)
親の立場から語りだすとキリがないよ。
だけど先生からしたら受け持ちの子供はたくさんいるわけで、
うちの子供の見えない困りごとに対応できないのは当たり前。
自然現象なのだと私は己に言い聞かせ進むしかない。
一見、普通っぽく見えてしまうのが軽度発達障害者の個性だということに
人類はいつ気づくんだろう?
軽度発達障害者は支援難民
それが解消される日は
思ってたより遠かった。