
日頃、発達障害児の子育ての悩みだとか、ふと思ったこと感じたことを
私はつらつらと文章にしてみたりする。
すると、
悩み云々に悲観になって追及しても、どこまでいっても解決することはない課題なんだなって、
とことん思い知らされるはめになる。
私は自分の子供の症状しか詳しくはないんだけど(本当は我が子のこともあまり詳しくはないかも…)
考えると考えるほど
障害って、奥が深すぎる。
どうやって育てたらいいのー??(;゚Д゚)なんてことばっかりの堂々巡り。
でも障害児じゃなくても子供を育てるってこと自体、一筋縄じゃいかないこと。
そりゃ立派な天才になって貰い…立派な職について…
いっぱいお金稼いで…
幸せな結婚して…
考えだしたらキリがない!
親だもの、親バカと言われようが子供の輝かしい未来を想像してみたりしてもいいはず。
その妄想のほとんどは、妄想止まりなんだろうな…
そう冷静になると残念な気持ちになるけどね。
欲を言い出したらキリがないのはどんな境遇でも同じ。
そして健常児を育てている人の意見として結構、聞く言葉がある。
”幼い頃はどうも自分の子供に期待をかけすぎていた”
子供は思い通りには育たないし、思ったよりも天才でもなかったし、
だいぶ親バカ過ぎた!!と。
それが発達障害児を育ててきた私は全く逆の意見だったりする。
”期待以上の成長を見せてくれたね” と。
・酷い多動だったけど落ち着いた。
・すごい偏食な子が、何だかんだと口に入れられるものが増えてきた。
・言葉を全く発しないと悩んでいたけど、意思疎通はそれなりに可能になってきた。
・表情が無機質なのが心配だったけど、次第に喜怒哀楽を表現するようになった。
子供の成長を喜ぶ、色んな素晴らしい声が聞こえてくる。
障害児を抱える親御さんとのコミュニティでも不幸そうな人は見かけない。
少なくとも子供の障害に対して人生終わりのような生き方や考え方をしている人はいない。
みんな少しずつだけど確認できる子供の成長を喜びながら生きている。
障害児を抱えている人生でも、きちんと嬉しい出来事は用意されている。
健常児の子育てでも障害児の子育てでも、平等にソレはある。
幼い我が子の未来を悲観してしまう時期の親御さんたち
そんな方達へのアドバイス。
"今よりも良くなっている未来しかないです"
私はそう勝手に断言しておこう。