
本当は一番避けたい話題。
だけど親同士のコミュニティでは必ず出る話題。
答えは毎回出ない。
私たちが死んじゃったら、この子たちはどうなるの?
障害児の親が集まるとついついネガティブな方向へ進むその内容は
人生最大の課題
私達からすればそうなのだ。
私たちが集うと必ずネガティブを吐き出すだけの会になるんだけど
それも必要なことなのかなって思う。
だって健常児の親御さんたちに、
こんな話題をふっかけたらドン引きされてしまうんでしょ?
日頃の想いや不安をただただブチマケルだけの集会に私たちは救われている面が大きい。
定番の話題は・・・
支援が必要なのに天涯孤独だとどうなるの?
そんな人が利用できる施設があるの?
そこで老介護もしてもらえるの?
今からどんな準備や心構えが必要?
信仰なんてしてないんだけれど、宗教団体に入信しておけば面倒を見てくれるのかな?
虐められないの?幸せに暮らせるの?
どこか、この子たちが安心して暮らせる場所、
幸せな未来がどこにあるのか
誰か教えてよ。
一緒に死ぬしかないんじゃない?
こんな一言で終止符をうつ。
残酷な一言で終わるんだなと思われるかもしれないけれど
それが私たちの精一杯の逃げなんだ。
今はその一言で目を反らせるから。
そうはいかなくなる日が来ること、本当は知っている。
うちはね、二人の発達障害児を育てているけれど幸いなことに知的な遅れはなくって、
コミュニケーションの課題で壁にぶち当たって苦労して生きていくんだろうな…程度の悩みで済んでいるという位置づけ。
だから…
誰も悪気はないんだけど必ずぶっこまれるフレーズに言葉をなくし
テンションが下がっていくという安定のコースへ…
私も健常児の親御さんたちと行動してたら同じ気持ちになるからわかる。
だけど人を受け止めるのは本当に大変なことなんだなって、改めて学ばされる。
療育で関わって下さる先生方、心療内科のお医者さんて大変なお仕事だなって思う。