食にウルサイ姫

 

 

自閉症スペクトラムと診断された娘と過ごす毎日は、

私にとっては楽しいと思えるものではないかもしれない。

 

完璧主義とまでは言わないけれど、ある程度の規則正しい生き方を好む私としては、

彼女の子育てをしながら自身の心を健康に保つのは、至難の業だった。

 

食事は栄養バランスを考えて与えるものだと固く信じていた。

子供の健全な成長を願って。

母として当然のこと。

それをことごとく拒絶する子供が生まれてくるだなんて。

 

以前の記事でも話題にしていたけれど、

1歳半を迎えたころの娘はフライドポテトしか食べなくなっていたのだ。

 

他のモノは口にも入れない。

どんなになだめても、怒っても、媚びても、頼んでも、悲しそうな母を見ても…

娘は頑なに拒むのだ。

 

フライドポテトが出てこないならば餓死しても良いかのような幼子の強い意志を見せつけられた。

 

頑固な娘を死なせない為の他の選択肢を見つけることが出来なかった。

点滴生活になるくらいならば毎日毎食、フライドポテトでも良い。

私はそう判断することになる。

 

折れることが私に必要なステップアップだったのか?それはわからないけれど、

私はフライドポテト生活をさせるしかないと腹をくくった。

 

3か月くらいそんな生活を続けたかと思う。

次第にフライドポテト以外のモノを口に運んでくれるようにはなった。

試練を一つ乗り越えた気分だった。(なんの試練かわからないけど)

 

しかし娘の屈強な精神だけは安定の継続を見せてくれた。

経過報告をするならば小学生になった今でも食べられるモノはほとんどない。

 

生まれて間もなくに哺乳瓶の乳首へのこだわりを見せつけられてから7年をとうに過ぎた。

それでも尚、彼女は意思の固さを和らげることはない。

 

成長と共にマシになるよ~なんて言われ続けてきたものの、そんなの嘘だ!状態、今のところ。

 

おかん

確かに少しはマシになったよ…

フライドポテト時代からしたらね。

 

 

基本、白いモノ?がお好きなようだ。

米、豆腐、食パン、うどん、牛乳、etc

野菜は芋だけ。

次第に肉だけ、魚だけ、は食べるようにはなった。

 

それでも決めているものしか食べない。

 

うどんはお好きなようなんで、野菜を取らせようと私が手打ちで作っていた時期もあった。

野菜をペーストさせてうどんに練り込んで…なんて💦

よくやるよね。

 

だけどすぐ食べてくれなくなった!

つるっと喉ごし良い麺なんてものが作れたらいいんだけど、私ごときには無理なんで、そりゃおいしくもなかったんでしょう…

 

たとえば餃子だとか色んなものが入っている複雑なものは絶対にNG

そんなメニューを出そうものなら、

『私の口に何を入れようとしている?』と言わんばかりに怒り心頭である。

 

プリンやケーキ、フルーツ…みんなが大好きなお菓子も口にしない。

おいしいのにバカじゃない?

なんの我慢大会?なんの罰ゲーム?

 

感覚過敏は確かにあると思う。

だけど私が見ている限り、感覚過敏の問題よりも心の問題の方が強いように思う。

本当は何でも食べられるんではないだろうか?

だけど自分の中での折り合いがつかない。

娘はそっちの理由の方が強いように見受けられる。

 

 

健康云々、親としてのこだわりはあるけれど、

私はいつしか諦めていく。

『付き合いきれない』

 

私の心を病ましてまで食べろ食べろと訴え続け、

本人に強要しなければならないのだろうか?

 

諦めるなんて最低な親?

私にはわからない。

だけど私はそんなステップアップを選ぶことにした。

 

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