親でさえ理解してくれない発達障害

手に負えない多動児を育てていた私は、どんな困難にも立ち向かう覚悟はできていた。

 

しかしそれは、発達障害について理解の無い周囲の人間と喧嘩するという意味ではない。

 

様々な心無い言葉や、理不尽な対応があろうとも、

全てを受け入れ、腹が立とうとも周囲の人間を許して生きていこう、

それが息子が地域で生きていくには必要不可欠な心構えだと信じていたから。

 

しかし、そんな私にも堪えがたいこともあった。

 

自分の親が信じてくれないということだけは…

それは私の両親。

すなわち息子の祖父母である。

 

孫を病気呼ばわりする人間を彼らは絶対に許さなかった。

例え実の娘であっても

 

両親

お前の育て方が悪いんだ!⚡

そんな病気があるわけがない!!

そんな意味不明な病気があるとすればお前が病気なんだ!

 

そんな言葉しか私へ与えてはくれなかった。

 

自分たちが育てた娘が苦しんでいるのにも関わらず、そんな言葉しか発せないのだから。

この人たちの子育てって何だったんだろう…

悲しいというか

かわいそうである。

 

けれど、なぜ私たちがこんなに世間から心無い言葉で叩かれなければならなかったのか?

理解を得づらかったのか?

 

それは発達障害児には知的な遅れがほぼ無いからなのかもしれない。

見た目はごくごく普通なのだから。

 

普通に話せるし、生活できるし、運動だって普通にできる場合が多い。

『この子、発達の問題があるんですよ』

なんて言ったところでみんなポカーンだから。

 

病気だから…と言ったところで、それこそ子育てが上手くいかない言い訳にしか聞こえないんだろう。

"甘えた人"
"子育てをナメてる"
"ヤバイ人"

そんな風に陰口を叩かれても仕方ないのかもしれない。

 

こんなことをつらつらと述べていても、

被害者的な表現に聞こえてしまうだろう。

 

でも、そういうことではない。

あの頃、私の説明の仕方にも問題があったんだろうと思う。

 

だって日本国民に備わっていない知識なんだから、

私だって訳がわかっていなかった。

 

『自分の子供を障害児って言うなんて…最低な親』

そんな言葉をあの頃はたびたび耳にした。

 

すっかり麻痺してしまい、そんな表現をされてしまうのが普通なのだと思っていた。

 

しかし気が付けば、

近頃そんなこと言う人には出会わない。

 

気が付けば、うちの両親も酷い言葉をそれほど浴びせてはこなくなった。

 

 

これは喜ぶべきだ。

 

この10年で、日本人の意識はここまで進化しているということ。

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